『 ★ 一般の国際結婚の手順 ★ 』

 

☆ 1.まずは計画を

 

フィリピン人との婚姻は、フィリピンでフィリピン国の方式で婚姻した後

日本で婚姻届とする場合と日本で日本国の方式で婚姻した後フィリピンで

婚姻届とするこのいずれかになります。
あなたがフィリピンへ出向いての婚姻には無理があり、そして彼女が日本に滞在中に

婚姻をしたいという希望であれば、婚姻をするための書類の確保がその期間中に

可能かがポイントになります。フィリピンの親族に市町村役場や国の各種機関へ

多種の書類を申請発行してもらったものに他の機関で認証を受けたりと結構日数の

かかる手間が必要です。

フィリピンでやはりご両親に見せてあげたい、フィリピンでの婚姻を先にと考えた場合

あなたのフィリピン渡航がスタートになります。


そうなんです、それが始まりなんです。


彼女が今日本にいるなら先に帰って準備するか、一緒に帰るかは、あなたの

滞在日数などに関係しますので、事前に何を準備するのかは重要に

なってきます。 最短でのフィリピンで要する日数は13日!。

日本総領事館(マニラ)で2日必要。
彼女の所管市町村役場へ婚姻許可申請後10日間公示の待ち日数10日
結婚式で1日あなたがこの間滞在できれば問題なし、当然必要な移動日数が加えて

必要ですね。仕事をそんなに休めないとなると2回に分けて
1回目3日(在比日本国総領事館と市町村役場の申請で所要)と渡航日数
2回目の渡航は婚姻許可証の発効日から120日以内に結婚式をする

日程で1日と渡航日数ですね。

総領事館はマニラ、彼女の実家からは宿泊も必要になる遠方の場合もあります

その移動時間も加味しましょう。

『 ★ ふたりの交際の証明につながる資料を収集 ★ 』

 

ずっと後になりますが、在留資格認定証明書交付申請をするときに

提出する資料に二人の馴れ初めを証明する資料がどれだけあるかないかで

係官の印象が違います。

彼女が日本に滞在する目的が長期になるものはチェックが厳しくなります。

当然国際結婚での配偶者として滞在する期間は生涯といっていいでしょう。ですから

その二人の関係が事実である証拠を示さないと係官には伝わりません、二人の間に

子供ができてあなたの嫡出子となっていれば事情は明確になりますが

 偽りを探すのが仕事の係官に書面で如何に伝えていくかとなると資料に多すぎると

いうことはありません。
過去にさかのぼって入手できるものや今から捨てずに保管していくものなど色々

あろうかと思います。

 

◇ 日本国内の入国管理局入国管理局(入管)は各地にあります、そして管轄する都道府県が

決まっています。

外国人の入出国が多い地域を管轄とする入管は、忙しいからチェックが緩いとか

思いがちですがそうではなく厳しいチェックに慣れています、それと入管によって

提出する資料の多い少ないの違いがあるようです。ですから 

あなたが自分の管轄の入管へ直接出向き申請時の添付書類の確認をしてください。

そして貰った申請書の様式を理解しておきましょう。
書き損じを考え申請書のコピーを忘れずに。

 

◇ 私の場合、何度かのフィリピン渡航時に手元に残るいろんなチケット片や電話の

通話記録(キャリアーへの申込が事前に必要)や、やり取りした手紙など

彼女に関わるものをなるべく用意して望みました。

 

※ 入国管理局 Ministry of Justice Immigration Bureau

 

『 ★ あなたの戸籍謄本、彼女の出生証明書を各取得 ★ 』

 

フィリピンの日本総領事館からあなたの婚姻要件具備証明書を

取得するために必要。

 

◇ 戸籍謄本は3ヶ月有効期間と考えてください、あなたに離婚歴があるならば

婚姻歴の記載が必要記載がないならば除籍謄本や改正原戸籍が必要。
戸籍謄本の入手は本籍地の市町村区役所へ申請が必要ですが、もし遠くて行く

時間が無いとかの場合郵送での入手が可能です、その市町村区役所によって

 申請様式の指定などある場合がありますので戸籍係へ

電話で確認をしてみてください。

 

◇ 出生証明書はNSO発行のもので原本照合済みスタンプが必須

VISA獲得までに出生証明書は6部数必要なのでNSOに行くのが大変であれば

一度に取得したほうがいいです彼女が日本にいても親兄弟で代理に取得もできます。

 

 

※ 戸籍謄本 = copy of Family register

 


  出生証明書 = Birth certificate


  NSO = National Statistics Office

 

※ ここまでは、あなたは日本、彼女がフィリピンか日本にいる状態。

 

★ ここからあなたも彼女もフィリピンでの共同活動です ★

 

あなたの婚姻要件具備証明書を取得

 

マニラの日本総領事館へ二人で出向き申請します。

 

◇ 必要書類は
  あなたの戸籍謄本(原本)
  彼女の出生証明書(原本)
  あなたのパスポート(原本)

 

◇ 日本総領事館へ行くと入り口でたくさんの人だかりがありますが

勧誘と順番を待っているフィリピーナですので気にせず警備員にMarriageと言えば

彼女と一緒に中に入れます、回転門を通ると左に証明等申請用整理券発行機が

あるので忘れず取ってください。建物左端入り口が証明等申請用です。

整理券番号で呼ばれ、もらった申請書に必要事項を書いて担当官に渡します。


月から金の08:40 ~ 12:00 及び 13:30 ~ 16:30が受付
翌開館日の月から金(水は除く)の14:00 ~ 15:30の間に交付

 


フィリピンにある総領事館ですので祝日など現地に対応してますから

休みの日は確認をこちらで。


取得した婚姻要件具備証明書はVISA獲得までに5部ほど必要です。

必ずコピーを取って1部をあなた残りは彼女が必要なので渡してください。

離婚暦のある方は、離婚証明書も同時に発行されますのでセットと考えてください。

これもコピーを忘れずに。

 


※ 婚姻要件具備証明書 = legal capacity to contract marriage

 


  日本総領事館 = Japan Embassy 

  (正しくは、Consulate General of Japan )

 

『 ★ 二人の婚姻許可証を取得 ★ 』

 

彼女の居住している管轄市町村役場へ二人で出向き申請します。

 

必要書類は

 

あなたの婚姻要件具備証明書

  

あなたの印鑑( 認印で可 )

 

◇  彼女に婚姻許可証の発行申請(Marriage licenseのApply)を

リードしてもらって手続きしてください。

そのスタッフと仲良しになれればいいけど、お金お金って言ってきても

許容範囲であればスムースに行くかも。これで、登記官事務所に二人の

住所や名前が載って二人の結婚に意義ないかという内容で

 10日間公示されます。

 

 

婚姻許可証 = Marriage license

 

市町村役場 = City hall  

 

次は、メインイベント「 二人の結婚式 」!!

 

二人ともウェディング用の正装をして臨んでください。暑い国なので

あなたはバロンタガログっていう向こうでの礼服でもいいでしょうし。

日本からサマースーツでも持って行ってもいいでしょう。

結婚式をどこで挙げるかは、二人の希望やコネ(!?)に関わってきますが

共通しているのは婚姻挙行担当官とニノン・ニナン

2名以上の証人、親族関係がなる場合が多いです、生涯このニノン・ニナンを

敬っていくことになりますね、ブレスを忘れずに!(彼女に教えてもらって!

立会いのもと行われる神聖なものです。彼女のTatay(お父さん)にでも

お願いして当日の記念写真を撮影してもらう手配を忘れずに!

 

 

二人の婚姻証明書を取得

 

挙式の終盤、指輪交換、キス、宣誓とサイン(はんこを忘れずに!)を無事

終えると披露パーティの始まり。

 

『 ★ ここまでであなたは日本への帰国が可能です。★ 』 

 

担当官が市町村役場へ提出し、登録官事務所にて登録が行われます。

15日以内に登録完了となります。婚姻証明書はマニラのNSOに出向き

発行してもらいます、VASA獲得まで5部必要です。

その後DFA認証部門での認証をもらってください。

先に取得した出生証明書にも貰ってください。

 

◇ 各種証明書にはマラカニアン(大統領官邸)での認証を受けた後

   DFA認証というのが基本になります。

 

◇ 結婚式は日本と基本的に同じ、当然カトリック方式になりますが。

   宣誓には私も参りました。

 

担当官の言っていることが分からないから彼女に聞きながら引きつって

照れ笑い状態でした。

ちなみに私は彼女の家で挙式も披露パーティもやりました。

費用も日本と同じピンキリ、盛大に知人を呼んで!

コースで30万円位かかるかも。

 

婚姻証明書 = Marriage certificate

 

マラカニアン = Malacanang palace

 

DFA認証部門 = Authentication Division, DFA-Manila

 

  

ここで、あなたは日本で、彼女はフィリピンでの活動になります。

 

二人の行動が全てですのでここからが正念場です。婚姻届を市町村区役所へ

提出し、記載が完了すれば戸籍謄本を取得

あなたの住所地の市町村区役所へ出向き、婚姻届出用紙を貰ってきます。

そしてあなたの箇所は記載をして証人欄に2名署名を貰います。

そこまで書いて改めて市町村区役所へ出向き担当職員の前で

記載していくのが一番確かです。 ミドルネームの書き方など

間違い易いですから、併せて、婚姻による本籍地の変更も同時にできますから

本籍地が他の市町村区役所にある場合や単に変更したい場合など。

記載が完了するのを待って後日、戸籍謄本を取得してください。

 

◇ 婚姻届と一緒に提示あるいは提出を指示されますので、婚姻証明書と

  彼女の出生証明書、それと その翻訳文を持参してください。

 

◇ 今は戸籍業務が電子化されていますので、届を出してから早ければ

   3日くらいで記載完了となりますが担当職員がいつごろ完了するか

   教えてくれます。

 

『 ★ 彼女の追加書類を準備 ★ 』

 

これから必要かもしれない、取得しておくのがいい書類が

「洗礼証明書」、「無犯罪記録証明書」 「証明用写真」です。

洗礼証明書は、彼女が洗礼を受けた教会にて証明書を発行してもらいます。

必要ないかもしれませんが追加書類の一つには違いありません。

 

無犯罪記録証明書(Polis Report)はNBIへ出向き申請取得します。

これは必ず必要な書類になります。

証明用写真は、在留資格認定証明書の交付申請に必要で、2枚準備します。

 

◇ NBIは地方に事務所を持っていますので、マニラへ行く必要はありません。

  即日発給ですが同姓同名の方が記録にあるとインタビュー含め確認に

  時間をとられる場合もあります。

 

◇ 証明用写真では、フィリピンでのサイズ単位がインチなので

  縦1.57inches×横1.18inchesになります。日本でも焼き回しができるよう

  にネガも送ってもらうといいでしょう。

 

◇ 次のカウンセリング受講申請では2種類の顔写真入りID-CARDが

  必要なのですが持っていない場合

  「無犯罪記録証明書」や、「投票権記録のコピー」なんかも有効です。

 

これは彼女の住所管轄の市町村役場の選挙担当事務所にて

記録のコピーを貰ってください。  

 

≪ あなたの追加書類を準備。 ≫

 

在留資格認定証明書交付申請に向けて必要な書類を準備します。

在職証明書、住民票、所得証明書か源泉徴収票を申請が必要なものの

手続をしてください。

 

会社関係では、総務にて使用目的を話せば作ってもらえます。

様式は任意です。

 

所得証明は3ヶ月以内のもの、源泉徴収票は最新のもの、源泉徴収票が

いいですね。二人で撮った写真(スナップショット)も準備しておいてください。

 

◇ 源泉徴収票は原本とコピーを両方持っていくようにすれば

  原本を返してくれる場合があります。

 

※ 在留資格認定証明書 = Eligibility certificate

 

  

≪ 彼女がカウンセリングを受講し修了証書を取得 ≫

 

彼女がカウンセリング受講申込をCFOに行ってします、カウンセリングをする 

場所は別の建物になります。修了後CFOにて証書を取得します。

 

◇ 必要な提出書類がは

 

婚姻証明書(原本とコピー)

  

彼女の出生証明書

  

婚姻要件具備証明書(コピー)

 

彼女の顔写真入り身分証明書が2種類必要

 

結婚式のときの写真3-4枚

 

◇ 顔写真入り身分証明書(ID-CARD)が2種類となっています

 

2つも持っていないケースが多いと思います、私の奥さんはPostal ID-Cardと

写真は無いけど投票権記録書(Voter registration record)で

大丈夫だったようです。受講の申込をしているときに「そこに立って」といわれた

通りにした瞬間、写真を取らるそうです。

この写真が修了証書に印刷される写真となります。

 

◇ このカウンセリング修了証書が新しく作る彼女のパスポートの表紙裏に

  ステープルでとめられる事となりますので、大事に大事に無くさないよう

  日本への渡航が決まって航空券を入手したときこのCFOに再度来ます。

  そのときにパスポートへ細工してくれますので。

 

  

≪ 彼女のパスポートの更改 ≫

 

※ 今まで使ってた彼女のパスポートをあなたの姓に変わったパスポートに

リニューアルします。彼女がDFAに出向き発給申請をします。  

彼女が待ってる国際結婚をする方も、いでしょう、今の気持ちを維持で

 

必要書類は

 

婚姻証明書

 

彼女の出生証明書

 

婚姻要件具備証明書(コピー)

 

カウンセリング修了証書

 

無犯罪記録証明書(Police Report、Record Clearance)(原本とコピー)

 

写真3枚パスポートサイズ

 

旧パスポート

 

◇ もし、彼女に過去日本人との結婚歴がありパスポートがその日本人の

  姓のままであった場合(これが考えられるケースは、偽装結婚で日本に来て

  離婚手続まで終わったのにパスポートをそのままで旧姓に更改してない

  場合ですね)DFA係官には、判明します そして旧パスポートの更改を

  指示され離婚証明書の提示を言われ、これが完了するまで先へ進める

  ことができなくなりますので、事前に対処するようにしておくべきです。

 

  旧パスポートの提示がこの新パスポート申請まで必要ないためここにきて

  判明する場合があるのです。

 

◇ 実は、新パスポートの入手には裏ワザがあるんですが

決して違法ではないと思うので、彼女の住まいが地方でも大型デパートは

あると思われます、その中に旅行代理店があると思います、あるいは

旅行代理店を知っていたらなおいいんですが、そこにパスポート申請の代理を

頼むんです。それだけです。

1週間もすれば出来上がってきます。

 

当然、近々日本へ行く航空券の手配もお願いすることを

前提に話をしてみてください。

 

マニラやDFA RCOまで行かなくても手軽です。

 

 DFA = Department of Foreign Affairs

 

 DFA RCO = DFA Regional Consular Offices

 

さあ、準備は整いました。必要な書類を確保しましたね。

 

『 ★ 彼女から書類一式を送ってもらう ★ 』

 

彼女の手続はひと段落です。

手に入れた書類をEMSで送ってもらいましょう。送ってもらう書類は

パスポートのコピー(記載や添付のあるページ全て)

 

出生証明書の原本を1部

  

婚姻証明書の原本を1部

  

結婚式のときの写真を4-5枚

  

彼女の4cm×3cmサイズの証明用写真とネガ

(縦1.57inches×横1.18inches)

 

 

◇ 結婚式の写真は、彼女の両親も入った記念写真スタイルが必須 その中に

彼女の兄弟姉妹とかも入っていればもっといいですね。

 

 ◇ 証明用写真ではフィリピンでのサイズ単位がインチなので

1.57inches×横1.18inchesになります。日本でも焼き回しができるように

ネガも送ってもらうといいでしょう。

 

◇ EMSは郵便局のサービスです、国際郵便の中で一番早く

送ることができます。ただ、注意が必要なのは

日本国内では考えもしないことですが、向こうの空港に着いてから郵便中央局

最寄の郵便局へと送られていく途中、中身の抜き取りなどの犯罪が

多いのが実情です。現金を中に入れて送って抜き取られたってことはいつも。

現金を入れることは禁止されていますので文句の言いようがありません。

書類を封筒(Envelope)に入れてしっかりテープして、外封筒に入れましょう。

  

さて、ここから入国管理局対策が始まります。

 

≪ 入国管理局へ在留資格認定証明書交付申請 ≫

 

申請書への記載は、終わりましたか?ついついカナやひらがなで彼女の

名前を書いてしまいがち、でも パスポートに記載のとおりで書かないと

いけません、それと、申請者は彼女です、あなたと勘違いしないように彼女を

主体にして、くれぐれも。入国予定日は、3ヶ月程度先の日付を入れておけば

いいでしょう。上陸予定港は、成田国際空港か関西国際空港になります。

滞在予定期間は、「定めない」と記入。査証申請予定地は、マニラですね。

彼女の来日記録は、漏れなく書きましょう。

「婚姻に至る経緯に関する説明書」には、彼女と結婚するに至った経緯を

この書面のみで表現しないといけません。

二人の心の内を文書にしていくということです。この説明書が最重要ですね。

他の書類は、一つ一つ内容を埋めていくだけのことです。

 

◇ 必要書類は以下のとおり

 

在留資格認定証明書交付申請書一式

 

戸籍謄本

 

住民票

 

在職証明書

 

所得証明書か源泉徴収票

 

彼女のパスポートのコピー

 

彼女の出生証明書

 

婚姻証明書

 

写真(二人のスナップショット、結婚式)5-6枚

 

430円切手(簡易書留用)を貼付した証明書返信用封筒

申請書用彼女の写真2枚(縦4cm×横3cm)

 

◇ 入国管理事務所へ行って書類をバラバラ提出するより

クリアホルダーなんかに分類して入れて持って行ったほうがスマートです。

申請用写真は、写真の裏に名前を必ず書いておく、そして、ゼムクリップで

申請書に留めておきましょう。

 

他の写真は、全部取られません、係官から選択してくださいといわれます。

でもいろんなシーンを取った写真があるよって見せてからの選択がいいんです。

苦労(?)して集めた他の資料は、受け取らないかもしれませんが

こんなものも持っているけど要りますか?と聞いてみてください。

 

◇ 受理されると申請受理票を渡されます、入管と混雑状況によって

発給までの期間に差があります。

早ければ3週間、遅くて2ヶ月といったところでしょうか、係官にどのくらいか

聞いてみてください。私の場合、2ヶ月経って届かないので

入管に電話してみたところ、受理されていますのでもう少しお待ち下さい。と

そして数日後に届きました。

悪いことをしているわけではないのにドキドキしたことでした。  

 

≪ 在留資格認定証明書を彼女に送る ≫

 

すぐに彼女の元へEMSを使って送りましょう。

後は、彼女を迎えることに思いをめぐらし過ごす日々となります。

 

 ◇ 彼女の迎えを空港でするか、フィリピンに迎えに行くかは

あなた次第ですが頭書に書いたとおり空港の入国審査が終わるまで

安心できません、まして2007年11月から入国審査時に写真撮影

指紋走査での登録及び犯罪確認、インタビューと、方式が変わってますので

時間とお金に余裕があれば迎えに行かれて一緒に入国審査を

通過することをお勧めします。

 

一緒に入国するときは、外国人用ゲートにあなたも一緒に並びます。

  

さあ、最後の仕上げは彼女に頑張ってもらいましょう!

 

VISA発給の申請

 

2007年7月30日以降、マニラの日本国総領事館への申請は代理申請機関を

通じて行わなくてはなりません。申請の審査状況に関しては、代理申請機関に

交付する領収証(Receipt)に記載していますので申請を依頼した

代理申請機関に照会してください。

 

◇ 代理申請機関へ提出する書類は

 

VISA申請書

 

パスポート

 

申請用写真1枚(1.77inches×1.77inches、上半身無帽、背景白)

申請書の所定の欄に糊づけ

 

出生証明書

(旧の日本入国のVISAがパスポートで確認できる場合提出の必要はなし)

 

婚姻証明書

 

在留資格認定証明書(原本とコピー1部)

 

◇ 在留資格認定証明書の有効期間は3ヶ月です。

過ぎると再度取得のし直しになりますので期間内に手続きしましょう。

 

◇ 記載時の注意、記載事項の各欄は、正確に英語で記載。記載事項に

 該当がない場合は、「なし」( NIL or NON )と記入のこと。

記載漏れがあるとVISAの発給がされない。

 

◇ 発給は2日後ですが、代理申請機関に確認をしてから

取得に出向きましょう。

 

これで、VISAもGET、後もう少し。  

 

航空券の手配

 

あなたがフィリピンまで迎えに行くのであれば帰りは彼女の航空券も同じ便に

しないと一緒に帰ることができません。

 

※   あなたの航空券手配時にFIXではないOPENで

女の航空券をあなたの帰りの便と同じ便を指定して購入となります。 ただし

彼女の購入があなたの購入後になりますから、あなたの帰りの便に空席が

なくなっている可能性も出てきます。

そこであなたの航空券の帰国便を彼女と確保できる便に変更します。

  

◇ 航空券をFIXタイプにしてしまうと帰国便の変更ができません。

 

そのもの固定のタイプですから。

日本で同時に手配できればいいのですが、日本では片道券の手配が

できない仕組みになっていますし向こうで購入したほうが安く済みます。

もし、パスポート取得をお願いした旅行会社があれば

そこにお願いしてあげないとね。

 

これで、Air-Ticketまで確保できました、残すは一つ。

  

CFOに渡航許可をもらう

 

以前にカウンセリング修了証書を取得したCFOに再度出向き

渡航許可登録の申請をします。

そしてパスポートにステッカーと修了証書を留めてもらいます。

 

◇ CFOに持って行くものは

 

パスポート

 

VISA

 

カウンセリング修了証書

 

◇ 時間が決められていますので確認の上出向いてください。

 

『 ★ 入国管理法が避けられない ★ 』

 

フィリピン人との国際結婚は日本国で日本の方式で婚姻する場合

(フィリピン以外の場所でも同じ)とフィリピン国でフィリピンの方式で

婚姻する場合とに分けられます。

いずれもあなた次第です、それによって手続きは若干違います。

恐らく彼女の心には家族に見守られて挙式したい気持ちが大きいと

思われます。 こんなことは日本でも同じですが、彼女たちの家族に対する

考えはフィリピンの法律やカトリックの中で育ってきてますので、身にしみこんだ

家族想いのようです。家族第一なんですね。

国際結婚の場合日本で一緒に住まいをすることとなると彼女を日本にまず

その目的で上陸することを許可する上陸許可証が必要です。

これを発給するのは空港の法務省入国管理局ですが

 VISA(外務省在外総領事館が発給するのがVISA)は上陸許可を得る為の

要件にすぎません。

 

VISAを貰っても入国を約束されるものではないからです。

空港での審査にパスしないと日本に入ることができないんです。

 この日本での滞在を厳しく管理しているのが法務省入国管理局。

去年の(2007年)11月から始まった空港入管での審査の前には顔写真や

指紋の採取での法務省と連結しての犯罪者のコンピュータチェックもあったりで

日本に入国する段階から外国人の管理が始まるのです。

そういう規制が偽装結婚、不法滞在や資格外就労のおかげで非常に厳しく

なってきました。とはいっても、嘘偽りの無い二人であれば

怖いものはありません。

過去にどんな事実が二人にあったとしても二人の愛が本物であれば

必ず道はあります。

 最大といってもいい登竜門の在留資格認定証明書の交付申請

(日本に滞在する資格を認定してもらう証明書の交付申請)をするのは

日本の入国管理局(あなたの管轄の)、これをVISAの取得用に提出するのは

フィリピンでの日本総領事館。

結婚自体は当事者の勝手で彼女が何人であろうと可能なこと。

「彼女が日本で住まいをする」為の手続が全てといっても良いでしょう。

 

★   彼女の日本での状況

 

これからの手続の手順が彼女の状況によって違いが出てきます。

日本という国は自由な国かもしれませんが、各国で経済の格差がある以上

海外との人や金の流動には厳しい規制によって経済を守るという大事な局面が

あるのが事実で、その結果日本に住まいをする外国人への規制する事項が

決められているわけです。

全ての国際結婚が偽りの無いものであれば、制限事項は緩和され手続きも

簡素化されたりするのでしょうが、人身売買もどきに国際結婚を売り物にする

ビジネスがあったりする以上厳しすぎることが無いのが現状なのです。

あなたと知り合った彼女は、どうやって日本に来ることができたのでしょう?

これは非常に重要な意味を持ちます。

 日本に滞在しているフィリピーナは、次のいずれかでしょう。

 

a 日本人の配偶者として在留資格を得て

   

b エンターテイナー(タレント)として

   

c 日本にいる姉妹などに招へいされて

 

d 日本在留の父母の子として、在留資格を得てか日本で生まれた

 

e 観光にて

  

f 現在はフィリピンに帰国している(違法での措置はない)

 

g 現在はフィリピンに帰国している(退去強制)

 

h 留学生で

  

i 企業に招へいされて

 

出会った彼女は、場所やタイミングによって上記のいずれも

可能性があると思います。が、日本への入国は正規の許可を得てた。

でも現在はどうでしょうか?女性を結婚したいほど好きになることは、よほど

感情を抑え厳格な人で無い限り彼女の生い立ちや環境など気にする人は

いないでしょう、彼女そのものと接してのことで他のことは気にもしてないと

思います。でも、結婚したいとまで思ってる人の知ることは当然必要なこと

ですよね、でも、知りたいことを聞くことができないとか、教えてくれないとか

うそを教えるとか、であれば、彼女の気持ちがあなたとはギャップがあるか

結婚したい気持ちそのものの仕切り直しを考えるべきでしょう。

 

国際結婚が終着ではないわけで

ましてや別れが待ってる国際結婚をする方も・・・。

 

 

 

 

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